病院薬剤師で勤務する場合のボーナス事情

病院薬剤師のボーナスってどのくらいなのでしょうか?

病院薬剤師で勤務する場合のボーナス事情

病院とひとくちに言っても医学部付属の大規模病院から地域の中核になるような総合病院もあります。 救急病院・個人病院・診療所までいろいろな種類があります。 現在は医薬分業で個人病院や診療所から薬剤師はいなくなりました。

残っている薬剤師もいるかもしれませんが少数派のレアケースと思っていいです。 個人病院では調剤にかかる経費や薬剤師にかかる人件費が節約できるので経営効率がいいからです。 ここでは、薬剤師パートの病院薬剤師で勤務する場合のボーナス事情をご説明いたしましょう。

日本では「長期間ボーナスは必ず出るものだ」という風に考えられてきました。 すでにバブルが弾けて20年が経過してバブル景気を経験していない世代が現役世代の中心となっています。

「失われた10年」「失われた20年」という時代を過ごし現在は「失われた30年の入り口」にいるのかもしれません。そんな中でもボーナスが出る会社は優良企業と判断して良いでしょう。 毎月の給料は会社が支払う義務のあるものですがボーナスは必ず払わなければならないものではないのです。

会社の収益に対して、その利益を社員に還元しようとするのがボーナスの考え方です。 利益がでないとボーナスは出さなくても良いという論理になります。 しかしながら大企業では大きな赤字を出していてもボーナスは支給されます。

それは利益の還元にはなっていませんが長年の企業活動で積み上げてきたものでもあります。 そして労働組合との兼ね合いでやむなく出されているのです。 そういった面を考えると大企業はとても安定していると言えます。

同じように考えると「病院も安定しているから病院薬剤師のボーナスも多いだろう」と思うかもしれません。 残念ながら病院薬剤師のボーナスはその人気の高さから見ると意外に多いものとは言えません。 薬剤師の平均年齢37.3歳で平均勤続年数が6.6年の場合の年間のボーナスは約81万円というデータがあります。

このときの毎月の平均給与が33.5万円で約2.5ヶ月分のボーナス支給ということになります。 ボーナスは経営状態によりますが労働組合のない病院などではボーナス査定は低く抑えられる傾向もあるでしょう。

以上、病院薬剤師で勤務する場合のボーナス事情をご説明いたしました。 専門職の人は収入に対して無頓着な人が多いです。 しかし、これからはしっかりと考えたほうがいい時代になると思います。